
2024年12月20日
▼目次
インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使って行う矯正方法です。利便性や審美性の高さが特徴ですが、治療中にマウスピースを作り直しになるケースがあります。
「作り直すのはどんな時?」「注意点はあるの?」などの疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、インビザライン矯正でマウスピースが作り直しになる理由や期間、タイミング、さらに作り直し中に注意すべき点について詳しく解説します。
インビザライン矯正中にマウスピースを作り直す必要があるケースは様々ですが、主にどんな時にマウスピースを作り直すかを以下に解説していきます。
インビザライン矯正では、最初に立てた治療計画に基づき歯が動くようにデザインされたマウスピースが作られます。
しかし、歯が予定通りに動かない場合があります。例えば、患者さんがマウスピースを正しく装着していなかったり、装着時間が不足していたりすると、計画通りに歯が動かず作り直しが必要になります。
マウスピースは取り外しが可能ですが、その分、紛失のリスクも伴います。
また、破損したマウスピースを使用すると、矯正力が不足してしまうだけでなく、歯に余計な負担がかかることもあります。
この場合、新しいマウスピースを作り直す必要があります。
インビザライン矯正中に予期せぬ歯の変化(むし歯治療や歯の破損など)があった場合も、治療計画に合わせて新たなマウスピースが必要になることがあります。
インビザライン矯正のマウスピースはオーダーメイドで製作されるため、通常は新しいマウスピースが届くまでに2週間から1か月程度かかります。
状況によってはさらに時間がかかることもあります。
マウスピースを作り直す場合も同様な時間がかかることが一般的ですが、その作成と受け取りまでにかかる期間は以下の要素によって異なります。
歯科医師が新しい治療計画を作成する場合、診断やシミュレーションに数日から1週間程度の時間を要することがあります。
患者さんの来院スケジュールなどの関係で作り直しのプロセスが遅れることもあります。
新しいマウスピースが届くまでの間は、前の段階のマウスピースを装着し続けるのが一般的です。この期間中も治療効果を保つために、歯科医師の指示に従うことが重要です。
インビザラインのマウスピースを作り直している間は、治療に影響が出ないように以下のことを注意する必要があります。
新しいマウスピースが届くまでの間は、作り直す直前に使用していたマウスピースを装着し続けることが一般的です。
これにより、新しいマウスピースがフィットするように歯の動きを維持します。
ただし、直前のマウスピースが破損している場合は、歯科医師の指示を仰ぎましょう。
作り直し期間中も、1日20〜22時間の装着時間を守ることが重要です。
マウスピースが合わなくなったり外れやすくなった場合でも、装着時間が不足すると歯が動かなくなり、治療計画がさらに遅れる可能性があります。
作り直し期間中の過ごし方については、歯科医師の指示に従うことが重要です。
状況によっては次の段階のマウスピースを装着する指示がある場合もあります。
何らかの違和感や痛みがある場合は、すぐに歯科医師に相談するようにしましょう。
インビザライン矯正は、予期せぬ変化が起きる可能性もあり、必ずしも計画通りに治療が進まないことがあります。
その際、歯の動きや治療計画とのズレ、マウスピースの破損・紛失などの理由で、マウスピースの作り直しが行われます。
ただし、マウスピースの自己管理不足が原因で作り直しが必要になることは、できる限り避けたいものです。
装着時間や交換時期をしっかり守り、日頃のケアを怠らないことで、治療の遅れを最小限に抑え、スムーズに矯正治療を進めましょう。
歯科医師としっかり連携し、不安や疑問を感じた際は早めに相談することが重要です。
北習志野I’S歯科・矯正歯科では、インビザライン矯正に関するご相談を受け付けております。北習志野周辺でマウスピースの作り直しや、インビザライン矯正をご検討されている方は、北習志野I’S歯科・矯正歯科へご相談ください。
監修:北習志野I’S歯科・矯正歯科
院長 山岸 朋史
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。