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インプラント治療で仮歯はいつから入れる?仮歯の重要性と注意点

2025年5月30日

▼目次

1. インプラント治療で仮歯はいつから入れる?

2.インプラント治療における仮歯の重要性

3. インプラントの仮歯の注意点

4. 習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科のインプラント治療

 
インプラント治療は、むし歯や歯周病、外傷などで歯を失った方にとって、見た目と機能を取り戻すための重要な選択肢です。しかし、治療期間が長いため「歯がない期間はどうなるの?」「仮歯っていつ入れるの?」と不安になる方も少なくありません。
今回は、インプラント治療においての仮歯を装着するタイミングや、仮歯の重要性と注意点について詳しく解説します。

 

1. インプラント治療で仮歯はいつから入れる?

 
インプラント体(人工歯根)がしっかりと骨と結合するまでには数ヶ月かかるため、その間に使用されるのが仮歯です。
インプラント治療での仮歯を入れるタイミングは、治療の流れや口腔内の状態によって異なります。以下に、仮歯を入れるタイミングについて解説します。

 

①一次手術直後に仮歯を入れる場合(即時荷重)

 
骨の状態が良好で、インプラントが安定している場合には、手術直後に仮歯を装着する「即時荷重」と呼ばれる方法が取られることがあります。この方法は審美性が重視される前歯部などで選ばれることが多く、見た目の印象に大きな不安がある場合に有効です。ただし、骨や歯ぐきの状態が安定していないとリスクが高いため、すべてのケースに適応されるわけではありません。
 

②骨との結合(オッセオインテグレーション)を待ってから入れる場合

 
通常はインプラント体を埋め込んだ後、3〜6ヶ月程度の期間をおいて骨としっかり結合するのを待ちます。この期間中は仮歯を入れないか、隣の歯に支えるタイプの仮歯を使うことがあります。骨との結合が確認されてから、仮歯を装着する流れです。

 

③二次手術後に仮歯を入れるケース

 
インプラントが骨と結合した後に行う二次手術(歯ぐきの成形)を経て、仮歯を入れるケースもあります。このタイミングで仮歯を使いながら歯ぐきの形を整え、最終的な被せ物が自然に見えるよう準備していきます。
 

④治療計画により仮歯を入れないこともある

 
噛む力が強すぎる方や、仮歯による負荷がインプラントに悪影響を与えると判断された場合は、仮歯を入れない選択がされることもあります。この方法は、見た目や食事の面で多少の不便を感じることもありますが、リスクを最小限に抑えた治療方針です。
 
 

2. インプラント治療における仮歯の重要性

 
仮歯は一時的なものでありながら、インプラント治療の成功や日常生活での使いやすさに関わる重要な役割を持っています。仮歯を適切に使うことで、審美面や機能面のトラブルを未然に防ぐことが期待できます。以下に、インプラント治療における仮歯の役割を解説します。

 

①見た目の回復

 
前歯などの目立つ場所では、歯がない状態で過ごすことに大きなストレスを感じる方も多くいらっしゃいます。この場合、仮歯を入れることで、見た目の違和感の軽減につながります。

 

②発音や咀嚼機能の補助

 
仮歯がないと、「サ行」「タ行」の発音が不明瞭になったり、食事で硬いものが噛みにくくなる場合があります。仮歯があることで、発音時の空気の漏れや咀嚼の不具合を軽減できる可能性があります。

 

③歯ぐきや噛み合わせの形を整える

 
仮歯は歯ぐきに適度な圧力をかけることで、最終的な被せ物が自然なラインになるよう、歯ぐきの形を整える役割を果たします。また、周囲の歯との噛み合わせのバランスを確認するためにも重要です。
 

④周囲の歯の移動を防ぐ

 
歯がない状態が長く続くと、隣の歯が空いたスペースに倒れ込んでしまうことがあります。仮歯を入れることで、このような歯の移動を防ぎ、歯列全体のバランスを保つことが期待できます。
 

⑤最終補綴物の調整になる

 
仮歯を使うことで、患者さんが実際に使ってみた感想を基に形や高さを調整でき、最終的な被せ物をより自然に仕上げる参考になります。

 
 

3. インプラントの仮歯の注意点

 
仮歯は見た目の回復や噛む機能を支える重要な存在である一方で、使い方を誤るとインプラント治療全体に悪影響を与えることもあります。特にインプラント治療中の仮歯は、骨とインプラント体が安定するまでの「デリケートな期間」に使用されるため、注意点を理解しておくことが大切です。以下に、インプラント治療における仮歯の注意点を解説します。
 

①強く噛まないようにする

 
仮歯は、天然歯や最終的な被せ物に比べると強度が劣ります。そのため、硬いものや粘着性の食べ物を強く噛むと、仮歯が割れる、または外れてしまうことがあります。特にインプラント体がまだ骨としっかり結合していない段階では、強い噛みしめがトラブルの原因になることがあります。

 

②定期的な通院が必要

 
歯ぐきのラインを整えるために仮歯を使用する場合、歯科医師の調整計画に沿って定期的な通院や調整が必要になります。この工程に協力せず、仮歯の調整を受けないままでいると、最終的な被せ物が不自然な見た目になったり、清掃性が悪くなる可能性があります。
 

③仮歯の清掃を怠らない

 
仮歯は汚れが付きやすく、磨き残しがあると歯ぐきに炎症を起こしやすくなります。炎症がひどくなると、インプラント体への影響も懸念されるため、歯間ブラシやフロスを使った丁寧な清掃が重要です。特に歯ぐきとの境目はプラークが溜まりやすいため、意識して磨くようにしましょう。
 

④外れた場合は自己判断で戻さない

 
仮歯が取れた場合、自分で接着剤などを使って戻すのは避けましょう。誤った位置で接着してしまうと、噛み合わせが崩れるだけでなく、歯ぐきやインプラントにダメージを与える恐れがあります。
外れたときは、必ず歯科医院を受診してください。

 

⑤使用感のフィードバックを伝える

 
仮歯を使っている間に「噛みにくい」「話しにくい」などの違和感があれば、遠慮せずに歯科医師に伝えましょう。この段階でのフィードバックが、より精度の高い最終補綴物を作るための大切な参考情報になります。

 
 

4. 習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科のインプラント治療

 
インプラント治療において、「どのクリニックでも結果は同じ」というわけではありません。
治療の成功には、歯科医師の高い技術力はもちろん、患者さん一人ひとりと誠実に向き合う姿勢と、設備の充実が不可欠です。
 
習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科では、身体的な負担を軽減することはもちろん、患者さんの精神的な負担もできる限り減らすよう努めています。そのために、歯科医師たちは患者さんとのコミュニケーションを重視し、一人ひとりに寄り添った治療を心がけています。
 
北習志野I’S歯科・矯正歯科のインプラント治療が選ばれる理由
➀人為ミスを限りなくゼロに近づける「コンピューターインプラント」
CT装置とシミュレーションソフトで歯、骨、血管、神経の位置関係を立体的に捉えインプラントの埋め込み位置や角度を事前にシミュレーションし手術の精度の向上に導きます。
 
➁徹底した無菌処理で感染症リスク予防
手術中に患部に細菌が侵入すると、炎症を引き起こし、最悪の場合はインプラントがうまく定着せず、失敗に至ることもあります。
このようなリスクを最小限に抑えるために、滅菌処理を徹底して行っています。すべての医療器具は使用前に滅菌処理を行い、治療環境も常に清潔に保たれています。
 
➂ウトウトしている間に手術が終わる「静脈内鎮静法」
静脈に鎮静剤を点滴し、リラックスした状態で手術を受けることができます。
実際には、うとうととしたほとんど眠っているかのような状態で治療を受けることができます。
 
➃4本のインプラントで14本の歯を支える「All-on-4」
総入れ歯の方が全ての歯をインプラントにすると、非常に高額な費用が発生します。しかし、わずか4本のインプラントを用いることで、自然な歯と同様の噛み心地を実現することが可能です。

北習志野I’S歯科・矯正歯科では「インプラント治療後の人生に対して責任を持つ」という強い決意のもと、患者さんが納得するまで、わかりやすく丁寧に治療内容を説明し、インプラント治療を進めます。

 
 

まとめ

 
インプラント治療中の仮歯は、見た目や機能を補うだけでなく、最終的な仕上がりの精度にも影響する重要な役割を持っています。使用するタイミングや方法は患者さんの状態によって異なり、適切に活用することで治療の質が大きく向上するでしょう。ただし、仮歯には破損や汚れによるトラブルもあるため、注意点を守って使用することが大切です。

北習志野駅、高根木戸駅、習志野駅、船橋日大前駅、飯山満駅周辺でインプラント治療を検討している方は、北習志野I’S歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。

 

 

監修:北習志野I’S歯科・矯正歯科
院長 山岸 朋史

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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