
2025年3月6日
▼目次
「ロゴボ」という言葉を聞いたことがありますか?ロゴボとは、口元が前に突出している状態を指し、横顔のバランスに影響を与えることがあります。歯並びが整っていても起こる場合があり、骨格や筋肉のバランスが関係していることも。ロゴボを改善するためには、矯正治療が有効な場合が多く、その治療方法にはさまざまな選択肢があります。
今回は、ロゴボの特徴や原因、治療の流れについて詳しく解説します。
ロゴボ(口ゴボ)は、歯や顎の構造によって口元が前に出ている状態を指します。骨格の影響を受けることが多く、横顔のバランスに影響を及ぼします。
➀横顔のバランスが崩れる:Eライン(鼻先と顎先を結ぶライン)よりも口元が前に出ていることが特徴です。
➁口が閉じにくい:上下の唇を閉じるのに力が必要で、無意識に口呼吸になりやすい傾向があります。
➂発音や噛み合わせに影響:特に「さ行」や「た行」の発音がしにくくなることがあります。
➀骨格的な問題:遺伝的に上顎や下顎が前に出やすい形をしている場合、口ゴボの原因となることがあります。
➁歯並びの影響:前歯が突出していたり、出っ歯になっていると口元が強調され、口ゴボの原因となることがあります。
➂口周りの筋肉の発達不足:口を閉じる筋力が弱いと、前歯がさらに前に傾きやすくなるため、口ゴボの原因となることがあります。
このように、ロゴボは単に「歯並び」だけの問題ではなく、骨格や筋肉のバランスが関係していることが多いです。
ロゴボは、歯並びが整っていても起こることがあります。その理由は、骨格や筋肉のバランスにあります。
➀上顎や下顎の位置によるもの
顎の骨格が前方に出ている、または下顎が後退している場合、歯並びが整っていても口元が突出して見えることがあります。
➁口周りの筋肉の発達不足
口呼吸の習慣や、舌の位置が適切でないと、筋肉が正しく発達せず口元が突出することがあります。
➂Eラインのバランスが影響する
日本人はもともと鼻が低く、顎が小さい骨格の人が多いため、わずかに口元が出ているだけでもロゴボが目立つことがあります。
以下の方法で簡単に確認できます。
➀Eラインをチェック
横から見て鼻先と顎先を結ぶラインを確認し、唇がそのラインよりも大きく前に出ているかどうかをチェックしましょう。
➁口を自然に閉じたときの感覚
力を入れないと口が閉じられない場合、ロゴボの可能性があります。
➂横顔のバランスを鏡で確認
顎の位置が後ろに下がっている、または上顎が前に出ているように見える場合は、骨格が影響している可能性があります。
ロゴボ矯正の治療は、患者さんの骨格や歯並びの状態によって異なります。一般的な治療の流れを以下に解説します。
歯科医師による口腔内の検査やX線撮影を行い、口ゴボの原因を特定します。原因が歯並びだけでなく骨格が関与している場合、外科的治療の選択肢が提示されることがあります。
診断結果に基づき、治療計画を立てます。矯正装置(ワイヤー矯正、マウスピース矯正など)や必要な治療期間、費用について説明を受けます。骨格が原因の場合は、外科的治療と矯正治療を組み合わせることが提案されることもあります。
矯正装置を装着し、歯が少しずつ理想的な位置に動くよう調整します。定期的に歯科医院を訪れ、進捗を確認しながら装置の調整を行います。
歯並びだけでなく、顎の骨格や筋肉も少しずつ調整していくため、治療期間は数ヶ月から数年に及ぶことがあります。患者さんの協力が大切です。
矯正治療が終了した後、歯並びを維持するための保定装置(リテーナー)を装着します。
ロゴボ矯正は個々の状態に応じた治療が行われます。治療について検討する際は、歯科医師に相談しながら自分に合った方法を見つけることが大切です。
船橋市 習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科は、矯正治療に注力しつつも一般的な歯科治療も行う「総合歯科医院」としての機能を持っています。
また、矯正治療中の口内トラブルに対応するために、当院ではむし歯治療や歯周病治療、抜歯なども一貫して行える体制を整えております。
北習志野I’S歯科・矯正歯科の「大人の矯正」
大人の矯正では、マウスピース矯正『インビザライン』や、目立ちにくいワイヤー矯正のホワイトブラケット・ホワイトワイヤーも取り扱っています。
また歯を並べるスペースが少ない場合、一般的には抜歯を行いますが、当院では患者さんの状態に応じて、できる限り歯を残す方法をご提案しております。
北習志野I’S歯科・矯正歯科の「子どもの矯正」
小児矯正では、ガタガタした歯並びの改善を目指し『マルチファミリー』や『床矯正』にも対応しています。
船橋市 習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科では、患者さんのお口のお悩みや疑問、不安を丁寧に伺うことはもちろん、矯正の治療方針や費用、お支払方法についても分かりやすくご案内し、患者さんがご納得したうえで、治療を受けられる環境づくりを大切にしております。
ロゴボの矯正治療は、見た目の改善だけでなく、口腔機能の向上や健康面でのサポートが期待できる治療方法です。
矯正治療を検討する際には、ご自身の口元の状態や治療の必要性を歯科医師と相談し、リスクや治療期間について十分に理解することが重要です。また、長期間にわたり良好な状態を保つためには、治療後の維持管理も大切になります。
船橋市 習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科では、初診カウンセリングを通じて患者さんに合わせた治療計画の提案を行っています。
船橋市習 志野台でロゴボ矯正についてお悩みの方は、北習志野I’S歯科・矯正歯科までご相談ください。
監修:北習志野I’S歯科・矯正歯科
院長 山岸 朋史
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。