
2025年3月25日
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歯を失った際の治療方法にはさまざまな選択肢がありますが、その中でも「インプラント治療」は注目を集めている治療法です。一方で、入れ歯やブリッジとどのように違うのか、またどの治療が自分に合っているのかを悩む方も多いのではないでしょうか。
今回はインプラント治療の基本から他の治療法との違い、さらにメリット・デメリットについても詳しく解説します。
インプラント治療は、失った歯を補うために人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。
インプラントは以下で構成されています。
チタン製のネジのような形状をしており、顎の骨に埋め込むことで人工の歯の土台となります。
インプラント体と上部構造をつなぐ役割があります。
セラミックなどの素材で作られた人工歯は、天然歯のような自然な見た目で、噛む機能も優れています。
インプラント治療の流れは以下の通りです。
CT撮影などを行い、骨の状態を確認したうえで治療計画を立てます。
顎の骨にインプラント体を埋め込みます。
骨とインプラント体が結合するまで、約3〜6ヶ月の治癒期間が必要です。
アバットメントを取り付け、上部構造を装着します。
歯を失った際の治療法には主に「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」の3つがあります。それぞれの特徴以下に解説します。
インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。天然歯に近い見た目と噛み心地を再現でき、周囲の歯に負担をかけることなく長持ちしやすいのがメリットです。一方で、外科手術が必要であることや治療期間が長くなること、さらに費用が高額になりやすいことがデメリットとして挙げられます。
入れ歯は取り外しが可能な人工歯で、比較的短期間で治療が終了し、費用も抑えられるのが特徴です。また、外科手術を伴わないため身体への負担が少ない点もメリットといえます。ただし、装着時に違和感が生じやすいことや食事中にずれたりしやすいというデメリットがあります。
ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削り、それを支えにして人工の歯を固定する治療法です。固定式であるため入れ歯のように取り外す手間がなく、治療期間が比較的短い点がメリットです。しかし、支えとなる健康な歯を削る必要があり、その歯に負担がかかる点がデメリットとして挙げられます。
どの治療法が適しているかは口腔内の状態やライフスタイル、費用の面などによって異なります。歯科医師と相談しながら、自分に合った最適な治療法を選ぶことが大切です。
インプラントのメリットを解説します。
顎の骨に固定されるため安定感があり、硬いものも噛みやすくなることが期待できます。
ブリッジのように隣の歯を削る必要がないため、周囲の歯を削らずに済む治療法の一つです。
歯が抜けると顎の骨が痩せることがありますが、インプラントは骨に刺激を与えるため、骨密度の低下を抑える効果が期待されています。
多くのメリットがあるインプラントですが、以下のようなデメリットも存在します。
外科手術を伴うため、体調や持病によっては治療を受けられないことがあります。
骨とインプラントが結合する期間が必要なため、治療完了まで数ヶ月かかる場合があります。
保険適用外が多く、費用が高額になりやすいです。
インプラント治療は多くのメリットがある一方で、手術のリスクや治療期間、費用面を考慮する必要があります。
インプラント治療において、「どのクリニックでも結果は同じ」というわけではありません。
治療の成功には、歯科医師の高い技術力はもちろん、患者さん一人ひとりと誠実に向き合う姿勢と、設備の充実が不可欠です。
船橋市 習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科では、身体的な負担を軽減することはもちろん、患者さんの精神的な負担もできる限り減らすよう努めています。そのために、歯科医師たちは患者さんとのコミュニケーションを重視し、一人ひとりに寄り添った治療を心がけています。
CT装置とシミュレーションソフトで歯、骨、血管、神経の位置関係を立体的に捉えインプラントの埋め込み位置や角度を事前にシミュレーションし手術の精度の向上に導きます。
手術中に患部に細菌が侵入すると、炎症を引き起こし、最悪の場合はインプラントがうまく定着せず、失敗に至ることもあります。
このようなリスクを最小限に抑えるために、滅菌処理を徹底して行っています。すべての医療器具は使用前に滅菌処理を行い、治療環境も常に清潔に保たれています。
静脈に鎮静剤を点滴し、リラックスした状態で手術を受けることができます。
実際には、うとうととしたほとんど眠っているかのような状態で治療を受けることができます。
総入れ歯の方が全ての歯をインプラントにすると、非常に高額な費用が発生します。しかし、わずか4本のインプラントを用いることで、自然な歯と同様の噛み心地を実現することが可能です。
北習志野I’S歯科・矯正歯科では「インプラント治療後の人生に対して責任を持つ」という強い決意のもと、患者さんが納得するまで、わかりやすく丁寧に治療内容を説明し、インプラント治療を進めます。
インプラント治療は、天然歯に近い見た目と機能を持つ優れた治療法ですが、外科手術が必要であることや治療期間、費用面の考慮が必要です。他の治療法との違いを理解し、自分に最適な選択をすることが大切です。
船橋市 習志野台の歯医者 北習志野I’S歯科・矯正歯科では、患者さん一人ひとりに適したインプラント治療をご提案しています。
船橋市 習志野台周辺でインプラント治療を検討している方は、北習志野I’S歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。
監修:北習志野I’S歯科・矯正歯科
院長 山岸 朋史
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。